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2022年度 助成金交付

石央文化ホール女子神楽同好会 舞姫社中 公演 <伝統芸能活動分野>

「石央文化ホール女子神楽同好会 舞姫社中」は、日本遺産に認定された「石見神楽」を、女性が中心となり演じることで新たに拓く石見神楽の魅力を発信していく社中です。2021年に石央文化ホール女子神楽同好会として島根県浜田市に発足しました。石見神楽は、島根県西部の石見地域に古くから伝わる伝統芸能です。女性による演舞と奏楽は、しなやかさ、優雅さ、奥深さが生き、新たな魅力となっています。

松尾芸能振興財団より交付した助成金は
「石央文化ホール女子神楽同好会 舞姫社中 公演」の開催費用に充当されます。

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第一回 白苑会 <伝統芸能活動分野>

白苑会は、堅田流邦楽囃子方の堅田崇、長唄三味線方の東音味見優、生田流箏曲の細川喬弘、歌舞伎俳優の五代目中村玉太郎が中心となり、様々なジャンルの若手邦楽演奏家と歌舞伎俳優が集い共演する会です。普段は交わることの少ない者同士が、日本舞踊と地方(じかた)や邦楽の素演奏 等、演奏の形を変えながら 1 つの会で邦楽・古典の輪を広げていきます。

松尾芸能振興財団より交付した助成金は「第一回 白苑会」の開催費用に充当されます。

2023荒馬まつり 大川平地区町内運行 <日本各地、地域の芸能振興分野>

青森県無形民俗文化財である今別町郷土芸能「荒馬」は、男女がペアで踊る全国的にも珍しい郷土芸能です。大川平荒馬保存会は、毎年8月に開催される「荒馬まつり」で囃子に合わせて勇壮に踊り大川平地区を隅々まで練り歩きます。全国各地の荒馬を愛する人々も加わったその隊列は100mにおよびます。荒馬は、江戸時代より伝わる神事であるとともに、住民にとって夏を象徴する楽しい祭りです。

松尾芸能振興財団より交付した助成金は
「2023荒馬まつり 大川平地区町内運行」の開催費用に充当されます。

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2023調布市民歌舞伎公演 <日本各地、地域の芸能振興分野>

調布市民歌舞伎は、2001年に東京都調布市の市民カレッジ歌舞伎教室の修了生が旗揚げしました。大歌舞伎をお手本に本格的な内容を目指して歌舞伎俳優に指導を依頼し、歌舞伎を基礎から学び、大道具、小道具、衣裳は大歌舞伎と同じものを使用しています。毎年3月には公演を行い、近隣住民に歌舞伎の魅力を発信しています。

松尾芸能振興財団より交付した助成金は「調布市民歌舞伎公演」の開催費用に充当されます。

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南部藩壽松院年行司支配太神楽 備品整備事業 <日本各地、地域の芸能振興分野>

南部藩壽松院年行司支配太神楽は、江戸元禄期に釜石市只越町に伝えられた岩手県無形民俗文化財です。20 年に 1 度の伊勢神宮式年遷宮でも奉納しています。東日本大震災の津波で獅子頭を除く全てを流出し、備品不足の状況下となりましたが有志で活動を続けてきました。復興が進み住民が戻ってきた今、次世代に伝統を継承するため奮起して備品を整えます。

松尾芸能振興財団より交付した助成金は「南部藩壽松院年行司支配太神楽」の備品整備費用に充当されます。