2018年明けましておめでとうございます。
日頃より松尾塾を応援して下さっている皆様、また松尾塾を支えて下さっている多くの方々、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
年末年始のお休みが明けて、今年も松尾塾の稽古が始まりました。

始めの一時間は、一年の始まりということもあり、全員で稽古場のお掃除をして稽古場を清めました。
朝礼では狂言で稽古している「福の神」を全塾生で謡いました。おめでたい場で謡われる「福の神」を一年の初めに心を込めて謡い、気合を入れ、いいスタートとなりました。

日本舞踊の稽古では、今年の公演で披露する演目「越後獅子」の稽古がはじまりました。
今まで稽古してきた美しい藤の妖精「藤娘」とは大きく動きや所作が異なりますが、塾生の集中力も増して、初めての取り組みへの受取りが早くなったように感じます。

また、松尾塾で鳴物の監修をして下っている田中長十郎先生が、塾生の様子を見に稽古場にいらして下さいました。塾生たちは、普段はあまりお会いする時間がない長十郎先生と新年のご挨拶を直接でき、大きな喜びの時となりました。
歌舞伎座、昼夜公演出演というお忙しい中、松尾塾のことを気にかけてくださる長十郎先生をはじめ、今年も多くの方々の温かい想いに感謝を忘れず、より一層大きく成長しいきたいと思います。