平成２８年９月４日（日）、いよいよ松尾塾伝統芸能の稽古が開始されました。揃いの浴衣に袖を通し、日本舞踊、狂言、長唄、鳴物と、稽古に参加する塾生は真剣そのもの。先生方の美しい所作、お腹から出る声に感激し、初めて触れる三味線、小鼓、締め太鼓に興味深く取り組みました。引率の保護者の方も言葉、音などを聞き漏らさないようにと、熱心にメモを取りました。
鳴物をご担当くださった田中長十郎先生は、ご出演中の歌舞伎座から直接お越しくださり、冒頭では名入の撥を手渡してくださいました。
今回は挨拶も大きな声で出来なかった塾生ですが、新たな一歩を踏み出しました。これから、ひとつひとつ、芸が身につくことの喜びと楽しさを感じながら成長してもらいたいものです。