松尾塾伝統芸能に今年も、新たに仲間が増えました。
小学1年生の4期生入塾です。
朝礼で前に立って、塾長から入塾許可書を受け取り、しっかり皆さん向けて自己紹介、御挨拶が出来ました。

昨年入塾した3期生が、とても大きく見える程、まだまだ小さい4期生。
10月から、最年少は小学1年生、最年長は高校1年生の13名で稽古に励みます。

入塾した日は全てが4期生にとって初めてのことばかりです。
1限目の狂言の稽古では先輩の塾生が舞う姿を、じっと見つめながら一生懸命ついていき、2限目の日本舞踊は他の塾生が稽古をしているのを見学していました。
舞踊の稽古の最後に、花柳美輝風先生にお辞儀の仕方をお稽古しいていただきました。

簡単そうに見えるお辞儀ですが、色々なことを意識することで、綺麗なお辞儀ができるのです。何度も諦めることなくお稽古を繰り返しました。
次に、鳴物の稽古。藤舎千穂先生に自己紹介をして、スタートです。
鳴物は、全員揃って太鼓の稽古でした。3年前は最年少だった１期生がバチの持ち方、太鼓の打ち方を、手を取って丁寧に教えてくれました。

毎年、新塾生が入る度に、先輩の塾生が逞しく、大きく感じます。
新塾生の緊張感、集中力に刺激を受けて、また新しい松尾塾伝統芸能が始まります。
どうぞよろしくお願いいたします。