第28回賢順記念全国箏曲祭 特別演奏会 <伝統芸能活動分野>
「賢順記念全国箏曲祭」は、1994年より近代箏曲の祖・久留米市大本山善導寺の僧であった諸田賢順を顕彰し、日本の伝統音楽の継承と発展を図り、新進箏曲演奏家の発掘と育成を支援するための全国箏曲コンクールと、優れた箏曲鑑賞の場とした特別演奏会です。特別演奏会は、世界で活躍する生田流、山田流の箏曲演奏家が演奏を行います。
松尾芸能振興財団より交付した助成金は、
「第28回賢順記念全国箏曲祭」の特別演奏会におけるプログラム印刷費、会場費に充当されます。
横須賀 女流義太夫演奏会 <伝統芸能活動分野>
「横須賀 女流義太夫演奏会」は、現在男女を超えて最高峰の義太夫語りと称される女流義太夫 人間国宝 竹本駒之助の至芸を鑑賞する会です。演奏会の映像はアーカイブ配信し、女流義太夫の魅力を国内外に向けて発信します。また、日本の貴重な伝統文化である女流義太夫と竹本駒之助の至芸を次世代に伝える記録とするために公演DVDも制作します。
松尾芸能振興財団より交付した助成金は、
「横須賀 女流義太夫演奏会」の会場費、映像配信とDVD制作費に充当されます。
写真撮影 塙薫子
奏でる 日本の響 生田流箏曲 小田弘雅一門 <地域の芸能振興分野>
新型コロナウイルス感染防止のため中止しました
「奏でる 日本の響 生田流箏曲 小田弘雅一門」は、2021年に米寿を迎える生田流箏曲演奏家・小田弘雅が「箏みやび会小田社中」の開軒64周年を記念して開催する一門の演奏会です。小田弘雅は、箏の音に魅せられ9歳で箏の世界に飛び込み、1952年に準師範、翌年に「箏みやび会小田社中」を開軒し、1976年に正師範を得て、現在もなお現役で後進の育成に力を注いでいます。
松尾芸能振興財団より交付した助成金は、
「奏でる 日本の響 生田流箏曲 小田弘雅一門」の会場費に充当されます。
教員向け長唄実技研修会事業 <教育助成金>
「教員向け長唄実技研修会事業」は、教員が学校授業で長唄を教えるのに必要なスキルを身につけるため、長唄の唄・三味線・囃子(大鼓・小鼓・太鼓・笛)の実技研修および授業内容の提案を行う研修会です。2021年度は、一般社団法人長唄協会が鳥取県中学校音楽教育研究会に対し独自で研修会を開催します。