この日は6月30日の狂言公演に向けて、大雨の中「野村よいや舞台」にて装束合わせが行われました。
塾生が「野村よいや舞台」に訪れるのは約1年ぶりです。
本番が近づき、焦る塾生たちの希望を受け、装束合わせの前に中村先生に「附子」内藤先生に「柿山伏」の稽古を1時間つけていただきました。
本格的な能舞台での稽古は、充実した時間となり、塾生たちの意識を高め、自信に繋がったことでしょう。
稽古のあとは、狂言のお役についている塾生10人の装束合わせです。
先生方が一人一人、時間をかけて装束のサイズを合わせて下さいました。
昨年に入塾した3期生は狂言のお役はないため、装束合わせはありませんが、
見学だけでもしたいと、他の塾生の装束合わせを後ろでジッと見学をして、稽古への意気込みを見せてくれました。
今年は狂言を4番、小舞を4番と、盛りだくさんの内容となっています。
「美しく」「面白く」「可笑しく」を目指して本番まで稽古に励みます。