日ごとに暖かさを感じる季節となりましたね。
外からは東京マラソンの歓声が聞こえる中、松尾塾伝統芸能の稽古は粛々と行われました。
1限目。一期生が出る「舟ふな」は、同じ音でも単調にならないよう、後ろを心待ち早くセリフを言うなど、音や動きを先生から受け取るだけでなく、狂言のテクニックを細かくご指導いただきました。
2限目の日本舞踊では、復習だけでなく、先に進むことができました。
3.4限目の長唄は、三味線の構え、撥の持ち方に戻り厳しいご指導がありました。
長く三味線をしているからこそついてしまう個人の癖。初心に戻って見直します。
今日の稽古は大きい学年の塾生が中心でしたが、習熟してきたからこそ先に進んでご指導いただけたことと、逆に基礎に戻ったことで、メリハリある稽古になりました。
また、松尾塾伝統芸ではここ数年、受験を迎える塾生が出てきました。
受験時期と稽古の両立として、塾生に合わせたお休みを一定期間設けて受験勉強に集中してもらっています。
今年も1名、受験に向けて頑張っていた塾生が嬉しい報告をしてくれました!
4月から進級などで生活リズムが変わってきますが、夏の公演まで折り返しの時期にも入るので
引続き体調を崩さず稽古に励んでもらいたいです。