夏休み子ども狂言発表会 <伝統芸能活動分野>
「夏休み子ども狂言発表会」は、能楽師狂言方和泉流 泉愼也が、京都市の小学生にワークショップを行い、そこで得た技芸をプロの能楽師とともに本物の能舞台で発表する会です。子供たちは舞台にたつ目標に向けて真剣に取組み、楽しさと緊張感を体感します。この活動を通して、子供たちに日本最古の喜劇「狂言」の面白さと型のもつ表現の素晴らしさを伝えます。
松尾芸能振興財団より交付した助成金は
「夏休み子ども狂言発表会」の開催費用に充当されます。
第18回まるおか子供歌舞伎 <日本各地、地域の芸能振興分野>
「まるおか子供歌舞伎」は、松竹株式会社から寄贈を受けた大阪道頓堀「中座」の破風や緞帳を活かすために誕生しました。プロの歌舞伎指導者が、坂井市近隣の小学生に言葉遣い、所作、演技指導をとおして礼儀作法を指導します。また、小道具や大道具等は全て大歌舞伎で使用する本物を用いることで子供たちに歌舞伎を正しく継承しています。
松尾芸能振興財団より交付した助成金は
「第18回まるおか子供歌舞伎」の開催費用に充当されます。
山田流箏曲楽譜の出版 <教育助成金>
山田流箏曲萩岡派四代目家元 萩岡松韻が、萩岡家に代々残る資料を基に、山田流に伝承されている古曲・秘曲・稀曲に加え次世代にも広く受入れられる新曲を、楽譜集にまとめて出版します。江戸中期より始まった山田流箏曲の古典曲は、伝承者が少なく楽譜として残るものが殆どない状況です。これらをかたちに残すことは、山田流箏曲を伝承していくために重要なことです。
松尾芸能振興財団より交付した助成金は
「山田流箏曲楽譜」出版の印刷費に充当されます。