12月15日日曜日、神田明神にて開催された江戸文化遺産講座&フェスバル「神田祭の芸能」での花魁道中に10名の塾生が出演させていただきました。
12月の夜に屋外でのイベントということもあり、身も凍る寒さの中でしたが、無事に終えることができました。
14日に「ツボ合わせ」、15日は朝から屋外で場当りと、塾生は精神と体力を使う2日間となりました。
今まで、花魁道中は参加したくても、禿と新造のお役しかないため、諦めていた男の子2人も、憧れだった花魁道中に小若として出演することができました。
また、3期生も禿として初めての出演。
前回までは、サポートしている私たち大人が緊張で一杯の本番でした。
今回は、観ている私たちは良い緊張感の中で安心して本番を迎える事ができました。
これは塾生達が一年前より遥かに成長している証です。来年はどんな成長をみせてくれるか、期待しています。
毎年、松尾塾に貴重な機会をくださる「神田祭の芸能」の皆様、輔太朗先生、塾生の全てを見守りご指導くださる輔瑞佳先生、花魁として塾生を引っ張ってくださる美輝風先生、塾生を可愛がり、導いてくださった芸大の皆様、寒い中演奏してくださった地方の先生方、全ての方々の多大なお力をいただき、2019年最高の締め括りとなりました。
いつも松尾塾伝統芸能を応援してくださっている皆様、来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。