松尾塾伝統芸能では、夏にある公演の他でも、塾生が活躍できる場を広げていくことに力を入れています。塾生の日々の稽古で体得した芸を多くの方々にご披露できる機会が増えることで、塾生のモチベーションも上がっていくことを期待しています。
9月からの稽古は、連休があるため月三回の稽古日となり、年間通して稽古が出来る時間が少なくなっています。
次の稽古まで時間があいてしまう時は、それぞれ自宅で前回の稽古内容を復習してきます。
一期生は、3年目となり、自分で復習して、不安なところを解消して次の稽古に備えることが、しっかり身についてきているように感じます。
稽古を重ね、舞台を踏んで、先生方からの指示も、すぐに受け取ることができるようになり、稽古の進行や質も徐々に上がり安定してきました。
また、開塾から3年目、お稽古場のお掃除や道具の準備、管理、全てのことを塾生と塾生の保護者が中心となり、お稽古場が成り立つようになってきました。
3年前に新しく始まった松尾塾伝統芸能が少しずつ安定して軌道に乗り、稽古場では充実した時間が流れています。
毎年、新しい仲間が少しずつ増えていき、その度にお姉さん、お兄さんになっていく塾生は芸の他にも心と精神が育まれています。