8月の公演まで残り2か月となりました。今まで以上に緊張感のある稽古場となっています。稽古場以外でも公演チラシやチケット、プログラムの準備も着々と進んでいます。


この時期、舞台衣裳のために、塾生の身長や足のサイズなどの採寸を行います。
たった１年で、去年のサイズと比べて塾生の身長は５～６センチ伸びていました。身体と同じく子供の心も一瞬一瞬が成長で、共に過ごす稽古場での時間を大人である私たちも、慎重に大切に過ごさなければならいことを再確認しました。

稽古では、細かい指導に入り完成度が高まる中、塾生それぞれの盲点や弱点が浮き彫りに見えてくるようになりました。
公演での演目が決まり、配役が決まり、塾生の稽古風景を見守っている中で、「こんな感じで公演に間に合うのかな」「ちょっと難しいかな」と心配になることもしばしば。

昨年よりも演目数が増え、体得しなければならいコトが増えた塾生ですが、本番までの二か月、ここからが勝負です。自分自身に悔しくて目に涙を浮かべながらも、稽古に向かう塾生。最後まで先生方が差し伸べてくださる手をしっかり握り、堂々と自信溢れる姿で舞台に立つ日が楽しみです。