日中はまだ暑い毎日ですが、朝夕少しずつ秋を感じられる季節になりましたね。
松尾塾は8月に公演を終え、9月から新たな期を迎えました。
そして、新塾生が1名入塾しました。
この2か月は基礎稽古の期間です。普段見落としがちな体の芯・姿勢・足の運び・指先など、ひとつひとつを丁寧に繰り返し確認していきます。
狂言ではお互いに稽古を見合い、見終わった後には塾生同士で「手はこうしたほうがいいよ」「腰をもっと落として」など声かけも積極的に行えていました。
全てが初めての新塾生に対して先輩塾生たちが、手を取り足を取り教える姿が随所に見られました。このような塾生同士の関りが成長に繋がり、松尾塾の結束に繋がると思っています。
この丁寧な基礎稽古こそが次の公演への大きな力となるのです。