秋も深まり、松尾塾伝統芸能では新学期が始まりました。
新学期とともに第五期生として小学2年生と4年生の新塾生2名が入塾致しました。
朝礼では、まだまだ緊張の様子。
緊張の中でも二人とも大きな声でご挨拶が出来ました。
初めての稽古は日本舞踊からです。
先輩である塾生たちの稽古見学から始まりました。
10分も過ぎると正座のせいで足が痺れ、だんだんと足を浮かせ始めた新塾生。
塾長から「足がつらかったら少し足を崩しなさいね」と言ってもらい、ホッとしたような顔をしていました。
先輩塾生の次は、いよいよ自分たちの稽古です。
基礎中の基礎、『お辞儀』『おすべり』などを輔瑞佳先生、美輝風先生に稽古して頂き、『さくらさくら』の冒頭まで振りを付けることが出来ました。
鳴物の稽古では、バチの持ち方や太鼓の扱い方を一から千穂先生に教えて頂きました。
太鼓を持つ手も千穂先生に習った通りに持ちますが、だんだんと自分の持ちやすい手になってきてしまい、
そのたびに『あれぇ?』といった表情になり、くり返し持ち直していました。
コロナの影響で、少人数体制でのお稽古となり、なかなか塾生全員が集まれませんが、
来年の公演に向けて塾生全員、稽古の成果が十分に発揮できるよう願っております。