8月11日の公演まで1週間をきり、いよいよ本番が目前となってきました!
第6回公演で上演する日本舞踊はこちらです。
「手習子・丁稚」
「羽根の禿」
「釣女」
塾生全員がそれぞれ目標を持ち、稽古をして参りました。
これまでの稽古の成果をぜひご期待ください!
インタビューにお答え頂いたのは日本舞踊の先生方です!
・花柳輔太朗先生
・花柳輔瑞佳先生
・花柳美輝風先生
■小さい頃の夢・職業は何でしたか?
輔太朗先生:子供の頃から日本舞踊も含めた色々なジャンルのお芝居が好きだったので、
舞台の仕事がしたかったです。
輔瑞佳先生:小学1年生の時に「踊りの先生になりたい」と言ったらしいのですが、実は覚えていません。
舞台に携わる仕事をしたいと思ってました。もしくは薬剤師さん。
日本舞踊でと思ったのは大学に入ってからです。
美輝風先生:髪を触るのが好きで、美容師さんになりたかったです。
■好きな映画はなんですか?
輔太朗先生:「ウエストサイド物語」(1961年)です。
輔瑞佳先生:ミュージカル映画が好きです。特に「ラ・マンチャの男」と「ヘアスプレー」
「ロード・オブ・ザ・リング」「アンナと王様」も好きです。
美輝風先生:「アルマゲドン」「ショーシャンクの空に」
■休日はどのように過ごしていますか?
輔太朗先生:旅行が好きですが、今は行く事ができず残念です。
輔瑞佳先生:休みます。
犬をかまったり、近所で美味しいものを食べたり。最近はあまり行けませんが
ミュージカルはよく観に行きます。
美輝風先生:映画鑑賞や本を読んだり、、、したいなと思います!(笑)
■日本舞踊を始めたきっかけを教えてください
輔太朗先生:いつの間にかやってました。
輔瑞佳先生:手ほどきの先生が近所で祖母の付き合いで始めたのがきっかけです。
美輝風先生:(聞いた話ですが)母がお稽古をしている時に、お弟子さんの扇子を奪うから扇子を与えられ、
邪魔をするからお芝居を始めたらしいです。(笑)
はいはいの時に扇子、立ったら踊りはじめた感じです。
■立役と女形をうまく切りかえるには何を心がければいいですか?
輔太朗先生:基本の身体づくりをしっかりとした上で、
それぞれの作品の役を追求することが大事だと思います。
輔瑞佳先生:どちらも踊りこむ。そのうち自然とできるようになります。
私は手首がやわらかいため立役の時はあまりやわらかく見えないように気をつけてます。
美輝風先生:自分の中で立役の時と女形の時の基本的な身体の使い方の違いをはっきりと区別しておいて、
その上に「役」をのせる感じ…でしょうか。
■日本舞踊は何歳から始めましたか?
輔太朗先生:2歳が初舞台でした。
輔瑞佳先生:3歳になる少し前です。
美輝風先生:正確には分かりませんが2歳が初舞台です。
■一番大変だった演目はなんですか?
輔太朗先生:猿翁十種という10作品。中でも黒塚というのは大変でした。
輔瑞佳先生:どれも習い始めは大変です。今までで一番苦戦したのは、5年生の時の「幻お七」です。
台詞が苦手でずっと抵抗してましたが、そうもいかず。
本番で咳払いをしてから台詞を言ったら当時の先生に、私らしいと言われました。
美輝風先生:創作でやった「おばあさん」の役。