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第5回松尾芸能賞

大賞 該当者なし
優秀賞 大衆芸能 梅沢劇団 大衆演劇の原点に密着しながら、芝居の楽しさを平易にみせてきた。ともすれば、演劇が難解、複雑な方向をとりがちないま、この劇団の”大衆性”には示唆に富むものがある。
優秀賞 演劇 木の実ナナ 過去10年間意欲的かつ情熱的に取り組んできた「ショーガール」は、記録的なファンの数を劇場に吸収してきた。これは木の実のエンターテナーとしての力量を如実に示すものであり、またこの作品はミュージカル・プレー今後のスタイルを示すものとして注目をあびている。
優秀賞 舞踊 花柳寿南海 花柳流の実力者であるばかりでなく、その技芸と企画の新しさにより、各種の啓蒙的な研究会を主催、日本舞踊の伝承と現代の愛好者、観客への普及に果たしてきた功績は大きい。
優秀賞 伝統音楽 米川敏子 古典箏曲の演奏者として、穏健でしかも確実な演奏を行う点で傑出しており、近年、愛用の楽器を完全に手中に収め、リサイタルにレコーディングにあたたかく人間の肌を感じさせる古典を演奏している。
優秀賞 舞台技術 杵屋五三郎 現在長唄三味線の最高の演奏家であるだけでなく、斯界で音楽的にもっとも信頼できる大家である。
優秀賞 邦楽 辻 亨二 長年にわたる効果音響部門での堅実な研究と努力は、この分野での舞台上の表現効果を著しく発展向上させた。
優秀賞 舞台制作 中川芳三 猿之助の復活、通し狂言の台本づくりに示した、歌舞伎狂言のアレンジ手腕。
特別賞 演劇 英 太郎 新派一人の女形として、新派独自の女性表現の伝統を継ぎ、一人芝居などの意欲的な仕事により、この特異な美の世界の伝承、普及につとめてきた。
特別賞 演劇 坂東八重之助 歌舞伎の様式美には不可欠の立回りの名手として、後継者の育成に長年にわたってつくしてきた蔭の功績は大きい。
特別賞 民族音楽 佐藤松子 民謡界現役の長老の歌手。小学校高等科を卒業以来民謡一筋に生き、某民放の素人民謡名人戦の審査員を第一回から現在までつとめるなど今日の民謡ブームを支えた重要な人物。
特別賞 児童音楽 音羽ゆりかご会 故海沼実により設立され、50年、多くの童謡のヒット曲を出し、今もなお恵まれぬ子供達へと新聞社事業部を通じ毎月寄付をしている。また昨年度は日中友好十周年を記念して訪中し、北京、上海市でコンサートにより中国の子供達と親善を深めるなど、童謡の分野における音楽活動は顕著なものがある。
新人賞 演劇 中村児太郎 昨年9月の演舞場のお軽以来「お染七役」静など古典の大役を次々と手がけて、進境がいちじるしい。若手女形の底辺が薄くなってきている昨今、貴重な存在として注目されている。