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第33回松尾芸能賞

受賞者の方々

大賞受賞の三谷幸喜さん

大賞 演劇 三谷幸喜 演劇、映像の両分野で、永年に亘って活躍してこられ、平成23年には、映画「ステキな金縛り」で卓越したアイデアの脚本と演出で多くの観客に映画の面白さを満喫させ、また、「国民の映画」「ベッジ・バードン」「96ミニッツ」「ろくでなし啄木」の4作品の戯曲を発表、演出し演劇界に大きな財産を残した。
優秀賞 演劇 白石加代子 早稲田小劇場の衝撃的デビューのあと、女優として活躍。平成4年からメジャーリーグ公演「白石加代子百物語」(シリーズ)をスタート、岩波ホールで94話まで朗読の会を続けている。一方、女優として「ぼっちゃま」「おやすみ、かあさん」、最新は「サド公爵夫人」出演と、活躍している。
優秀賞 演劇 安奈淳 宝塚歌劇団のトップスターとして一時代を築き、退団後難病と戦い、それを克服しながら女優として活躍。平成23年にはシアタークリエ公演「姉妹たちの庭」で、秘密を抱きながら独身を通してきた初老の四女のアリーの心理と苦悩を、きめ細かい演技で表現して観客に感銘を与えた。
優秀賞 歌謡 千昌夫 デビュー以来、46年間に及ぶ歌手活動の中でリリースした「星影のワルツ」「北国の春」は日本では国民歌謡と呼ばれる超メガヒット曲となり、さらに台湾、中国等東アジアを中心とする海外でも広く歌われており、そのエンターテインメントは国際的にも高く評価されている。また平成23年3月に起きた東日本大震災では、その復興に向けて積極的にチャリティー活動に取り組み、被災地の人々に力を与え、NHK紅白歌合戦にカムバック出演する等その活動、活躍は極めて顕著であった。
優秀賞 邦楽 鼓童 太鼓芸能集団鼓童の「ワン・アース・ツアー2011ー結成30周年スペシャル」公演は、北から南44都道府県70回におよび、各地の太鼓ファンを熱狂させた。鼓童の国内外における実績はすでに周知のことであるが、この30年の芸の積み重ねは、音楽と身体性と生命力が渾然一体となって祝祭性を横溢させ、表現は見事なパフォーマンスに結実して出色のものとなった。
優秀賞 演芸 国本武春 平成23年春、芸歴30年の節目に病を得るもこれをよく克服し、その後は従前に勝る着実な活躍ぶりを示して観客の期待によくこたえた。とりわけ三味線奏法に独自を開発し、語りと絃楽器の協奏に新境地を拓いた「弾き語り」の口演は、すでに熟成を示して独壇場である。多方面の活動と木馬亭浪曲定席を大事とする姿勢に一層の期待が寄せられる。
新人賞 演劇 中村勘九郎 新進歌舞伎俳優として著しい成長を示している。平成23年度は、病気休演の父勘三郎を助けて「夏祭浪花鑑」を代役したのをはじめ、「封印切」「一本刀土俵入」「関の扉」などで新境地を開拓、清新な演技を見せて、将来への期待を高めた。新作も「ろくでなし啄木」などで注目された。
新人賞 邦楽 清元栄吉 もともと作曲を志し東京芸大の作曲科を卒業しながら、邦楽を学ぶ必要を感じ、清元榮三郎師の音楽性に感動して師事した。適確な技術と鋭い感覚、音楽についての深い認識から、有能な中堅として活躍している。一方作曲家としても邦楽器の合奏曲「触草~クサニフレレバ」など新鮮な感覚の作品を数多く生み、新しいタイプの作曲家として注目されている。