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2019年稽古はじめ

今年も松尾塾伝統芸能の稽古が始まりました。
年末年始のお休みを明けて、年末の塾生と保護者の方が大掃除をしてくれた稽古場で、
清々しいスタートを切りました。
初稽古の朝礼では、次の公演で狂言をする塾生たちに、それぞれの名前が入った台本が塾長から渡されました。今年からは昨年以上に、頂いたお役に責任を持つことを期待した塾長の想いです。
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早速一限目は狂言のお稽古。中村先生から塾生宛の年賀状をいただき、気合を入れてはじまりました。
2週間のお休みのせいか、なかなか声がでない塾生に中村先生は、塾生全員の声より大きく声を張り上げて、塾生に合わせた声の高さでご指導くださいました。
休みの間、自主稽古してきた塾生とそうでない塾生の差を感じる時間となりました。
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今年の狂言の公演は6月ということもあり、あと半年で全てを仕上げなければなりません。
公演まで、先生の熱に負けないパワーで稽古に励めるでしょうか。
この日3限目の鳴物の稽古の途中、松尾塾伝統芸能の監修をしてくださっている田中長十郎先生が塾生にお年賀を持って来てくださいました。
長十郎先生が、稽古場にいらっしゃると、稽古場全体の空気が引き締まります。
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先生は、塾生の稽古の様子を真剣なお顔でご覧になって、稽古が終了するとニコニコと笑顔で、新年のご挨拶をしてくださいました。忙しい中、毎年年初め、稽古場にいらしてくださる長十郎先生。長十郎先生のお言葉が塾生の大きな励みになります。
今年も活気ある稽古場で、最高の稽古初めを迎えることが出来ました。
いつも松尾塾伝統芸能を応援してくださる皆様、本年もどうぞよろしくお願いいたします。