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袴を着ける

今日の狂言のお稽古は、塾生たちが待ちに待った袴の着け方です。
自分の身長に合った色違いの袴を受取った後、まず最初に内藤連先生が袴を着けて見せてくださいました。
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そして、いよいよ塾生が着ける番です。内藤先生のお手本を見ながら左から袴に足を入れ、前紐を後ろに回しまた前へ、紐がねじれないように折り返し、もう一度後ろに回し蝶々結びをします。次は後ろです。
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背当てについているヘラを帯に差し込み紐を前に回します。下に結んである紐に通し、一文字に紐を結びます。
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簡単そうですが、なかなか上手くいきません。
先生方は1分くらいで袴を着けるそうですが、塾生全員が着けるまで40分もかかってしまいました。

ホッとしたのもつかの間、今度は袴のたたみ方です。後側からヒダを崩さないように丁寧に形を整え、続いて前も整えます。そして袴の下3分の1くらいのところを折上げます。次に上3分の1くらいを折り返して、前紐、後ろの紐を納めます。
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これから毎週お稽古で使う袴です。自分で着けることも大切ですが、きちんと畳むこともとても大事なことです。
次のお稽古から自分でしっかり袴を着け、畳むことが出来るでしょうか。少し不安はありますが、自宅で復習して来週は凛とした姿で狂言のお稽古をしたいものです。