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狂言舞台稽古

塾生は夏休みに入り、稽古日以外も稽古場に来て自主稽古をするなど、今年の猛暑に負けず劣らず熱い日々を過ごしています。
8月2日の狂言の公演を目前にして、万作の会の「野村よいや舞台」をお借りし、稽古と装束合わせをしていただきました。
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いつもの稽古場とは違う本格的な能舞台でピシッと引き締まった空気の中、稽古が始まりました。
先ずは、橋掛リからの出です。橋掛リから本舞台へどう動き、どこで止まるのか。確認します。松尾塾の稽古場で何度も繰り返し稽古をしてきましたが、能舞台は幅も奥行きも広いため、台詞と動きがなかなかうまく合いません。
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本舞台にある目付柱、ワキ柱、シテ柱、笛柱と呼ばれる四本の柱を意識して自分の位置、動きを体得し本番に備えます。
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長時間の稽古となりましたが、弱音も吐かず、駄目出しをしてくださる先生の目を見つめ集中して稽古に励みました。
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稽古をすればするほど「まだまだ足りない」「もっと稽古をしなくては」と塾生はもとよりお母さんたちも益々熱が入ります。松尾塾が大切にしている、教える側は「子供だからと諦めない心」教わる塾生は「自分に諦めない心」を強く感じる稽古となりました。
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この一年間稽古での楽しさ、悔しさを感じながら塾生は成長して参りました。
8月2日の公演で昨年より一層輝く塾生の姿をご覧ください。