11月に入り、今年の稽古も数える程になりました。
この日の朝礼では来年6月14日に開催される「第四回松尾塾伝統芸能公演」（狂言公演）のお役発表がありました。
まだ、松尾塾ではやったことのない演目も加えられました。
塾長から名前の入った台本を受け取り、塾生は緊張感と責任感を感じた様子。
また一つの舞台を作る目的を持ち、一致団結して稽古に励む日々が始まります。

早速、狂言の稽古では、新しいお役の台詞の稽古が始まりました。
先生がおっしゃる台詞を聞いて、塾生は一生懸命、台本にフリガナをふります。
中には、中村先生の声の大きさ、迫力に圧倒されて、涙ぐんでしまう塾生もいました。
塾生も先生の様な迫力で、お客様の心を動かすことが出来るか、四回目の公演が楽しみです。

鳴物の稽古では久しぶりに藤舎千穂先生が稽古をつけてくださいました。
鳴物では9月から太鼓の稽古が続いています。
松尾塾では、太鼓のバチに千穂先生が塾生それぞれの名前を書いて下さっています。

今期新しく入塾した四期生も、千穂先生に名前を書いていただきました。
これから、先生のお気持ちのこもったバチで新塾生も上級生に負けずに頑張ってもらいたいです。