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有意義な時間

2月に入ってからは、日本舞踊と鳴物は各週おきに、2時間続きで稽古に励んでいます。
この日は鳴物が2時間。今年の8月の公演で演奏するのは「連獅子」と「元禄花見踊」。「元禄花見踊」は第一回松尾塾伝統芸能公演で全員で踊った懐かしい曲です。
高学年の塾生が「連獅子」を低学年の塾生が「元禄花見踊」を担当します。
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久しぶりに千穂先生に稽古をつけて頂きました。意気を合わせることはなかなか難しく、何度も繰り返し挑戦しました。8月まで、あと半年ですが、昨年以上の演奏に仕上げられるでしょうか。
長唄の稽古では、前の週に布施田先生から伝えられていた「元禄花見踊」の課題のテストを行い、一人一人、先生の前で演奏しました。
松尾塾伝統芸能では13名の塾生が一緒に稽古に励んでいるため、1人にジックリ時間をかけて指導すること珍しく、このテストは大変、特別で有意義な時間とりました。
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新型コロナウィルス、インフルエンザの流行で心配な日々が続いていますが、松尾塾は全員体調を崩すことなく稽古を続けて来ました。
しかしながら、塾生、保護者、先生方の体調の万全を考慮して、来週の稽古は休講と決定しました。
塾生たちの稽古への思いと、稽古を大切に考えている、松尾塾伝統芸能にとっては苦渋の決断でした。
一日も早く、安心して過ごせる環境が戻ることを願っています。