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仮衣裳と小道具を着けて

8月公演まで、1か月を切りました。塾生たちは、学校が夏休みに入りましたが、
友達が夏休みモードの中、松尾塾伝統芸能は稽古の日々に拍車が掛かっています。日本舞踊の稽古では、慣れない小道具を使いながら、重い仮衣裳を着て踊る稽古が始まっています。
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「菊」の村娘の塾生は、振り出し笠を持って踊ることが難しく、小道具を使いこなせるまでは、衣裳を着けての稽古は許されませんでした。
この日は初めて衣裳を着けて、小道具を持っての稽古となりました。
やはり、衣裳を着けると裾がもたれ、それに加えて操りにくい振り出し笠…。
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思うように踊ることができませんでした。
また、「菊」禿役の三人は、たかい「ぽっくり」を履いて踊りをご披露します。
松尾塾伝統芸能が神田明神にて花魁道中に出演させて頂いた際、禿役で出演した塾生は、ぽっくりを履いて踊ることには少し慣れているものの、一度も「ぽっくり」を履いて踊った事がない塾生は大苦戦。
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塾生は本番までの追い込みのこの時期は、ひとつ達成しては、課題が出来、またそのために怒涛の稽古を重ねて体得していきます。
本番でリズミカルに踊る村娘と、カラカラ鈴の音を鳴らして可愛らしく踊る禿をご披露できるでしょうか。