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それぞれの鼓で

6月最後の稽古となり、やっと塾生全員の顔を見ることができました。
鳴物の稽古では、これまで塾生みんなで使っていた小鼓を、コロナ対策の一環として、
1挺ずつ自分専用として使用することになりました。
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ここで少し《鼓》について説明させていただきます!
起源はインドといわれ、中国を経て雅楽の楽器として伝わりました。
発音の仕組みとしては、胴に革を張り、革を振動させて音を出します。
大鼓・小鼓ともに胴(どう)・打面(だめん)/革(かわ)・調べ(しらべ)で出来ていて、
演奏前には小鼓は革を適度に湿らせ、大鼓はその逆で炭火や電熱器で革に含まれる水分をとばし、十分に乾燥させます。それぞれ準備によって、全く違う音色になるので、ぜひ音の違いを感じてみてください。

稽古前には千穂先生に調べ(ひも)を締めなおして頂き、良い音が出るように調整をしていただきました。
千穂先生の手にかかると、緩んでいた調べもたちまち締め上げられていきました。
楽器のメンテナンスも演奏家として大切な技量です。
今後は、締め直しも塾生たちができるようになるのを期待しています。
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稽古では、しばらく稽古日が空いてしまっていたこともあり、構え方からもう一度確認です。
そして、たっぽん♪たっぽん♪と身体で覚えるように何度も小鼓を打っていきます。
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繰り返し一定のリズムを稽古したせいか「あのリズムが頭からはなれないよ!」と言っている塾生もいました。
次の稽古では身体に染み込んだリズムが出てくることでしょう。